パニック障害とはどんな病気?

 パニック障害とは、突然パニック発作を起こし、ときに「死ぬのではないか」という恐怖を伴う病気です。身体的に原因がないにもかかわらず、このような状態に陥ってしまう病気で、また発作が起きたらどうしようという不安が頭から離れなくなります。(予期不安)
 パニック発作は特定の場所や状況で起こる場合と、場所や状況に関係なく起こる場合があります。特定の場所や状況(たとえば、電車やエレベーターなど)で発作が起きた場合、その場所を避けるようになります。(回避行動)
 決して珍しい病気ではなく、100人に1〜3人にパニック発作がおき、男性より女性に多いとの報告もあります。

パニック障害の主な症状
 パニック発作と呼ばれる、急な息苦しさや胸の痛み、恐怖感、発汗、吐き気、動悸などの症状があらわれます。通常10分以内にピークに達し、そこから段々と発作がおさまって行きます。

治療方法
 主に不安を抑える薬を中心に治療を行います。
 必要に応じて認知行動療法という、考え方のバランスを取って、問題に上手に対応できるこころの状態をつくっていくコツを身につける方法をご紹介することもあります。
 パニック発作がまた起こってしまうのではないかという不安がしっかりと無くなるまで薬を続ける事が大切です。パニック障害の症状は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら快方に向かいますので、それに一喜一憂せずに薬をしっかりと服用し、症状を抑えることが重要です。

注意点
 当院では患者さん一人ひとりに合わせた治療方法をご提案しております。
 飲んでいただく薬の量は患者さんごとに調整しています。飲む量・回数は医師の指示をお守りください。
 症状が良くなったと思い患者さんの判断で薬を飲むことを止めないでください。再び症状が重くなってしまうこともあります。
 当院は予約制ですが、症状が悪化した場合などは早めにご連絡のうえご来院ください。


KMC 10.10.21, R 15.12.11-24784, R 17.12.07-42430